カヴァテッリ Cavatelli
乾燥パスタの紹介が続いていましたが、今回は生パスタです。南イタリアで広く作られているカヴァテッリです。
起源はモリーゼ州
昔々イタリアの料理学校に居た時に、プーリア州のパスタとして習ったのですが、その北にあるモリーゼ州からプーリアをはじめ、周辺の地域に広まったようです。プーリア州ではオレキエッテと並んでよく食べられています。
成形が楽しいパスタ
カヴァテッリは「小さな空洞、窪み」という意味で、指で生地をカヴァーレ「掘る、抜く」して成形します。
オレキエッテと成形の工程が同じで、押さえながら手前に引いた生地を最後にひっくり返せばオレキエッテになります。
カヴァテッリは生地を押さえて手前に引きずるだけで出来るので、比較的簡単に作れるパスタだと思います。
指で成形するのが早くて簡単ですが、ナイフでも出来るので、ネイルされている方も作れますよ。
どんなソースにも使いやすい
肉の煮込み系、魚介類、トマト、ブロッコリー、きのこなど野菜全般なんでも合わせやすいです。
これからの季節、スープの具材として使うのもおすすめです。ボリュームも出て温まります。