ペンネ・アル・バッフォ
パスタのペンネとの組み合わせでよく使われるソースは何かと調べていた時に、「ペンネ・アル・バッフォ」という料理名が出てきました。
直訳すれば「髭のペンネ」。同じ名前でもバリエーションがあるので、今回はそれを紹介したいと思います。
クリーム系のトマトソース+具材
基本は生クリームとトマトを軽く煮たソースの中に加熱ハムが入っているソースとして知られています。
北にあるトレンティーノ・アルト・アディジェ州では名産のスモークした生ハムのスペックにズッキーニを入れたものになり、シチリアなど南イタリアでは具材に魚介を入れるようです。
季節の野菜を加えたりもするようなので、バリエーションは大きく広がります。ただ元々は生クリームとトマト、ハムを煮ただけ、20分もあれば作ることが出来る手軽なパスタです。
どうして髭?
明確に名前の由来が断言されているものを見つけられませんでしたが、クリーム系のソースだから、食べれば口髭にもソースがべったり付いてしまうという物理的な事と、イタリア語で「髭をなめる」という慣用句があって、お気に入りのもの、すごく美味しいもののことを指すので、以上のどちらか、もしくは両方からきているのかなと思います。
「髭をなめる」というのも、髭に付いた料理のソースまでなめるくらい美味しいということなので、なるほどなぁという感じです。
レシピ
インスタグラムのリールにレシピ動画を投稿しています。
https://www.instagram.com/reel/CT_GtRAgDjp/?utm_source=ig_web_copy_link
ソースは5分以内で作れます。よかったら参考になさってください。