女性の日とミモザ

3月8日は女性の日というのが日本でもかなり認知されてきましたね。昔の話になりますが、イタリアのレストランに居た頃に体験した女性の日と、ケーキを含めてミモザの話をしたいと思います。

 フェスタ・デッラ・ドンナ

直訳すると「女性のお祝いの日」になります。その名の通り、イタリアでは女子会の日のようになっています。

男性は女性にミモザの花を贈って、子供たちの面倒をみる。そして女性は集まって、夜にレストランで女子会といった感じです。

昔々の3月8日、私はリグーリア州のレストランに居ましたが、女性のグループ客でいっぱいでした。女性を謳歌する、そんな日のようです。

 当日お祝いできなくても

働いていたお店の厨房はお嫁さんとお姑さんで切り盛りしていて、そこに私も入り、女性3名でした。3月8日は働いていたので、後日女性の日のお祝いをしようと、約一月後の夜に彼女たちの友人2名が加わって5人で海岸沿いのレストランにシーフードを食べに行きました。与えられた機会は逃さないのです。

ミモザケーキ

3月上旬のケーキ屋さんにはミモザを模したケーキが並びます。ショーウィンドウが黄色と緑で溢れて春の訪れを感じます。ケーキはクリーム(カスタードクリームを使う事が多い)を挟み、表面に細かく刻んだスポンジケーキを貼り付けてミモザの花に見立てています。

 ミモザ(アカシア)の木

地植えにすると恐ろしく大きくなります。リグーリアのレストランの前にあったものは、建物の2階の高さを余裕で超えていました。女性の日の辺りには他に咲いている花がないからどこにでもあるミモザになったんだよと、店のオーナーが言っていましたが、真偽は別としてリグーリアの内陸、山間部に居るとそう捉えるのはよく理解できました。

ひと夏で1m近く伸びます。剪定はしっかりしないと収拾がつかなくなります。花粉の量が多いので、敏感な人は避けた方がいいかもしれません。

幹が大きくなっても風で折れてダメになるという話をよく聞きます。私も一昨年に10年以上育てたミモザの分岐が折れて枯れてしまいました。

ミモザから卒業しようと思っていたのですが、数日前に花屋さんでこの状態でこの値段?!というものが売られているのを見て、次は矮性のものを育てようと決意しました。樹高が1m位にしかならないそうです。

なんだかんだ書きましたがミモザが好きです。梅の次にミモザ、その次に桜を見て春が来たんだなと感じます。育ててみたいと思う方の参考になれば幸いです。